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丁世均氏、ウリ党の臨時党議長に就任

Posted November. 01, 2005 03:02,   

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辞任した文喜相(ムン・ヒサン)前党議長の後を受け、年明けの臨時全党大会まで、党の過渡的体制を率いるヨルリン・ウリ党臨時指導部は、「自省論」を発足のあいさつとした。

臨時党議長に選任された丁世均(チョン・セギュン)院内代表は、就任記者懇談会で、「具体的に改革の成果を出して国民を説得できず、方向性の正当性のみを強弁してきた私たちの姿勢を反省する」と述べた。

丁議長は、これに先立って開かれた政策議員総会でも、「参加型政府の発足以来、成果もたくさんあったが、私たちは、国民の心をつかむのに成功しなかった」と述べた。

そして、「党と参加型政府は、変化と革新の寵児だったが、いつのまにか、事なかれ主義と言葉だけの集団になっていなかったか、自問した」としつつ、「自ら招いた危機であり、内部から変化を導き出さなければ何もできない」と強調した。

臨時執行委員に選出された「安定的改革に向けた議員の会」(安改会)の柳在乾(ユ・ジェゴン)議員も、「国民に悪印象を与えているウリ党が、原則を守って国民の信頼を得ることに失敗したことが、根本的な危機の根源だ」と指摘した。

そして、「元老牧師との会談で出た話」と前置きし、「ベトナム式統一を望む指導者が、(党内に)いるようだ、という話を聞いて驚いた。自由民主主義を実践する姿を示さなければならない」と述べ、党のアイデンティティ混乱の問題を再び取り上げた。

金栄春(キム・ヨンチュン)臨時執行委員も、「党は、国民から愛される国民大衆政党になることに失敗した」とし、「目標とアイデンティティを明確にして、多くの国民の愛と支持を得る政党になることが、私たちが追求する共通の目標と共通意識にならなければならない」と強調した。

一方、丁議長は、最近論議にあがった党政分離について、「党政分離(原則)によって、政治分野で、党・政間の意思疎通に問題がなかったか、綿密に検討する」ことを明らかにした。

丁議長は、臨時全党大会の時期について、「現時点では、来年1月がいいと思う」とし、「遅くとも2月までには実施されるだろう」と見通しを述べた。



taewon_ha@donga.com