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「不老の薬草を掘ってこい」少年団を総動員

「不老の薬草を掘ってこい」少年団を総動員

Posted October. 29, 2005 03:14,   

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金主席の要請で82年に北朝鮮を訪問したヴェルディシェフ博士は、「金主席は平壌(ピョンヤン)に自身のための長寿研究所を設け、徹底した健康管理を行ったため、驚くほど健康だった」と回顧した。

長寿研究所の幹部らは、いずれも軍将官で、研究所長は常に金主席に随行した。金主席はヴェルディシェフ博士に、精力が落ちはじめたと悩みを打ち明けたという。診察の結果、ある酵素が神経系統をおかし、性器官の神経細胞同士の化学的な信号交換をさまたげていることがわかった。

この酵素の生成を抑える物質を含む薬草を掘るために、北朝鮮の少年団が総動員された。この薬草から抽出して作った薬物の効果があった金主席は、「以前のような性生活ができるようになった」と満足し、ヴェルディシェフ博士に人民友好勲章を与えた。ヴェルディシェフ博士は金主席の健康維持のために、南極氷河の下200メートルの水中から汲みあげた天然水を飲むよう勧めた。

完ぺきな「清浄水」とされ、老化を促進する重水素や三重水素がなく、ブレジネフ書記長も飲んでいたこの水は、毎月、南極からモスクワを経由し、平壌(ピョンヤン)へ運ばれた。同博士はまた、「頳小平主席はおよそ20人の医師らから健康管理を受け、毎日50グラムの温い清酒を飲み、1週間に1度ミルクで入浴し、当時、75歳の年齢にもかかわらず血色が非常によかった」と回顧した。

77年から老化防止を研究してきたヴェルディシェフ博士は、古代エジプトのピラミッドを縮小した構造物のなかでは氷点下15度の寒さでも水が凍らないという神秘的な事実を立証したことから「ピラミッド博士」としても有名だ。同博士は、キエフ付近に自分で縮小版のピラミッドを設けて暮らしており、ピラミッドと長寿の関係を研究している。



kimkihy@donga.com