億ウォン台の年俸は多くのサラリーマンたちの夢だ。ところが、年俸を除いてボーナスだけで1億ウォン以上を受け取ると?
韓国シリーズで優勝した三星(サムスン)の選手たちが思わぬ大金を手にすることになりそうだ。平均的な選手であれば、年俸1億ウォンにボーナス1億ウォンは基本だ。
リッチ球団の三星は今年、選手たちの年俸と契約金だけで計49億7600万ウォンを支払った。選手1人当たり平均1億1058万ウォンを使ったことになる。
そのうえ、軽く優勝を決めたことで、特級選手なら1億ウォンは軽く越えるボーナスをもらうことになりそうだ。
まず韓国シリーズ優勝による配当金は7億ウォン程度。準プレーオフから韓国シリーズまでの観衆収入総額は約23億9600万ウォン。ここから40%くらいの必要経費を差し引いた14億ウォンの半額程度が優勝チームに与えられる。
さらに、先見の明があったのか、三星はシーズン開始前に三星火災に5億ウォンを払って優勝保険をかけておいた。これがまさに歴代最高額の優勝保険金である20億ウォンになって返ってきたのだ。これに三星球団が激励金として10億ウォン以上の大金を出すとみられ、合わせて40億ウォン強の金が選手たちにばらまかれることになりそうだ。
グループ全体としては内外からの各種の悪材料で悩ましい中での優勝だった。三星グループ首脳部も相当に喜んだとされる。李鶴洙(イ・ハクス)グループ構造調整本部長は18日と19日の両日間、蚕室(チャムシル)球場を訪れ、社長団とともにチームを応援していた。
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