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鳥インフルエンザ予報、14日付で発令

Posted October. 10, 2005 03:03,   

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政府が鳥インフルエンザ予報の発令を14日に予定しているなか、韓国で鳥インフルエンザが発生した場合、最悪で44万人余りが死亡する恐れがあるというシミュレーション結果が政府機関によって出された。

農林部は9日、「鳥インフルエンザが発生しているロシア、カザフスタン、モンゴルなど、北方から冬の渡り鳥が、今月20日ごろから韓半島に飛来する可能性が高い。渡り鳥による鳥インフルエンザの流入を防ぐため、14日に鳥インフルエンザ予報を発令する」考えを明らかにした。

さらに農林部は今年11月〜来年2月を鳥インフルエンザの特別防疫期間とし、渡り鳥の飛来地や非武装地帯に近い民間人統制地域への防疫活動を実施する。

予報は季節的に鳥インフルエンザの発生可能性が高くなった時に出され、実際に鳥インフルエンザが発生すれば、注意報に変わる。

一方、9日に疾病管理本部が野党ハンナラ党の安明玉(アン・ミョンオク)議員に提出したシミュレーション資料によると、鳥インフルエンザ発生の際、治療や隔離を行わない最悪の場合では1375万7628人が感染し、44万1094人が死亡するという結果が出た。

感染者の10%の治療と20%の隔離(防疫措置レベル=下)の場合は923万9943人が感染し、14万3311人が死亡。20%の治療と30%の隔離(防疫措置のレベル=中)の場合は606万3451人が感染し、11万8230人が死亡。30%の治療と50%の隔離(防疫措置のレベル=上)の場合は339万1320人が感染し、9万2420人が死亡すると分析された。

現在、韓国は隔離施設が不十分で、防疫措置レベルでは「中」から「上」の間にあると疾病管理本部は説明している。



legman@donga.com mindy@donga.com