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金潤圭氏の南北基金流問題、真相解明の声高まる

金潤圭氏の南北基金流問題、真相解明の声高まる

Posted October. 03, 2005 03:16,   

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現代(ヒョンデ)グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長は、金潤圭(キム・ユンギュ)現代峨山(アサン)副会長の南北協力基金流用に関連して、「監査院の監査であれ、検察捜査であれ、受けることは受けて、これを現代グループが対北事業を透明に推進する契機にする」と述べた。

ハンナラ党は、金副会長の南北協力基金流用に対する徹底的な真相解明を求めたほか、一部の市民団体は、今回の事件に関連して、金副会長を検察に告発することにした。統一部も、事実関係の確認に入った。

2日、現代グループによると、玄会長は金副会長の不正に対する現代グループの内部監査報告書が最近、東亜(トンア)日報の特ダネ報道で公開されたのを受け、グループ関係者たちに、「南北協力基金の流用などの詳細事実まで、必要ならば、堂々と明らかにするように」と指示した。

玄会長はまた、「南北和解や協力など、公的機能が大きい南北経済協力事業は、他の事業よりも透明かつ倫理的に運営されなければならない」と強調した。

ハンナラ党は同日、黄震夏(ファン・ジンハ)第2政策調整委員長名義の声明を通じて、「今回の事件は、対北経済協力の不正の極めて一部分である可能性がある」とし、「政府は今回の事件を徹底的に調査して、責任者を問責し、流用された税金を回収しなければならない」と述べた。

ハンナラ党はまた、「統一部が、『南北協力基金を現代峨山に直接支援したことはない』として責任を否定することは、人を欺くことだ」としながら、「特恵問題を防止するために、間接支援という便法を使った統一部が管理責任を否定することは、職務遺棄だ」と批判した。

統一部は同日、「現代グループの監査チーム関係者を1日に呼び出し、金副会長の監査結果の説明を聞き、2日には現代側に監査結果の報告書と関連資料の提出を求めた」ことを明らかにした。

南北経済協力関連市民団体である南北フォーラムの金圭迵(キム・ギュチョル)代表は、「国民の税金による南北協力基金から秘密資金を造成したのなら、許される事ではない」とし、「今週中に、関連市民団体の会合を開き、金副会長に対する告発手続きを踏む」と述べた。



sanjuck@donga.com gun43@donga.com