Go to contents

K−1崔洪万「叩き落とす」 ボンヤスキーとの対戦決定

K−1崔洪万「叩き落とす」 ボンヤスキーとの対戦決定

Posted September. 27, 2005 05:56,   

한국어

「ボンヤスキーのひざは私の顔に届かないだろう。蚊をはたき落とすみたいに叩き落としてやる」

身長218cmの崔洪万(24)が、11月19日に日本東京ドームで開かれる2005K−1ワールドグランプリ決勝トーナメント準々決勝で対戦する「K−1の皇帝」レミー・ボンヤスキー(29・オランダ)に自信に満ちた挑戦状を突きつけた。

ボンヤスキーとはだれか。03、04K−1ワールドグランプリを2連覇し、ピーター・アーツとアーネスト・ホースト(ともにオランダ)が両分したK−1を統一した、名実ともに「現役最強のファイター」。193cm、104kgの身体能力に「フライングニーキック(飛びひざ蹴り)」、「フライング・ハイキック(飛び足蹴り)」など飛びぬけた足技は、他の追随を許さない。そのボンヤスキーが、対戦相手に崔洪万を直接指定した。

ボンヤスキーは、崔洪万がボブ・サップ(米国)との対戦で見せた下半身の弱点を把握したようだ。崔洪万はパンチを出すときバランスが簡単に崩れたり、ボブ・サップのちょっとしたローキックにもすぐに重心が搖れる姿を見せた。しかしボブ・サップを破って勢いに乗っている崔洪万も、簡単には退かない覚悟だ。

日本のスポーツ紙産経スポーツは25日付で、「崔洪万がデビュー8ヵ月ぶりにK−1史上最短期間での優勝をねらっている」「3連覇に向けて進撃しているボンヤスキーに、崔洪万がはたき落とすようなパンチで打ち返すと挑戦状を投げつけた」と報道した。

異種格闘技専門誌「エムファイト」の李ギョドク記者は、「崔洪万は、技術はまだ至らない部分が多いが、ボブ・サップとの対戦で根気と精神力、防御力が大きく成長した」とし、「下半身攻撃に対する防御技術とパンチ力をさらに強化すれば可能性はある」と分析した。

崔洪万は明日もしくは28日頃に一時帰国して休息を取った後、今週末に再び日本に渡りトレーニングに励む予定だ。



jaeyuna@donga.com