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盧大統領、核問題で「かなり希望が持てるようになった」

盧大統領、核問題で「かなり希望が持てるようになった」

Posted September. 15, 2005 08:31,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は13日午後(現地時間)、北朝鮮の核問題に関連して「2003年の懸念は峠を越えた」とし、「なんとかワンステップ、ワンステップとよい方向に来ているし、かなり希望が持てるようになった。まさか(会談の)枠組みをつぶすようなことはしないだろう」と話した。

第60回国連総会首脳会議に参加するため同日、ニューヨーク入りした盧大統領は、宿所のウォルドフ・アストリアホテルで同胞懇談会を開き、このように話した。

盧大統領は韓米同盟について、「最初に参加型政府がスタートした時、とりわけ米国にいらっしゃる方々が『盧大統領は癖のある人間だし、アクシデントを起こすのではないか』とずいぶん心配されたし、またある人は私のことを少し憎んで『あの人は事故を起こすだろう』とも言った」と振り返りつつ、「韓米関係は、現在うまくいっている」と言い切った。

盧大統領は「われわれが今どうあるかも重要だが、10年前、5年前に比べてどう変わっていくのか、変わっていく方向が重要」とし、「少しずつ、相互協力的な関係に移行しつつある」と付け加えた。

また盧大統領は「世論調査を見ると、大統領がダメだという話が出ているのでとても心配なのだが、こうやって海外で同胞たちに会うと、また直接国民に会ってみると、そんなに憎まれているわけでもないようだ」とし、「皆さんに会って思い切り笑ってみると気が安らぐし、『大統領を続けてもいいかも』とも思える」と語り、座の笑いを誘った。

盧大統領は、ニューオーリンズのハリケーン「カトリーヌ」による被害についても「韓国同胞たちは同胞同士で助け合い、集団収容施設ではなく、家庭で暮らしているという報道に接し、不幸ではあるが、驚いたし、誇らしく思えた」とも語った。

盧大統領は14日午後(韓国時間15日午前)に国連総会本会議で基調演説し、21世紀の国際社会の秩序と国連改革などに関する韓国の立場を明らかにする予定だ。盧大統領はこの日の本会議に出席する172ヵ国首脳のうち27番目に基調演説をする。

盧大統領は、基調演説で強国、弱小国、中堅国を含め、すべての国が共存しつつともに利益を享受する共同繁栄の秩序構築を強調し、欧州連合(EU)を北東アジア秩序のモデルとして提案するものとみられる。



jyw11@donga.com