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慶州、浦項、群山、盈鄹の四ツ巴戦 放廃場誘致

慶州、浦項、群山、盈鄹の四ツ巴戦 放廃場誘致

Posted August. 31, 2005 06:49,   

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中・低水準放射性廃棄物処分施設(放廃場)誘致申込み締め切りを1日に控えた30日現在、誘致競争が四つの市郡に絞り込まれた。

慶尚北道慶州市(キョンサンブクド・キョンジュシ)と浦項市(ポハンシ)、全羅北道群山市(チョンラブクド・クンサンシ)に続き、慶北盈徳郡(ヨンドクグン)が同日、産業資源部(産資部)に放廃場誘致申込み書を提出した。江原道三陟市(カンウォンド・サムチョクシ)は同日、市議会が誘致同意案を否決(賛成4票、反対7票、無效1票)した。

放廃場対象敷地は、△慶州市陽北面奉吉里(ヤンブクミョン・ボンギルリ)、△浦項市竹長面上屋里(チュクチャンミョン・サンオクリ)△盈徳郡丑山面上元里(チュクサンミョン・サンウォンリ)△群山市小竜洞飛鷹島(ソリョンドン・ピウンド)一帯で、それぞれ30万〜100万坪の規模だ。

四つの市郡は今後、政府の敷地適合性最終調査と地方自治体首長の住民投票発議(10月22日以前)、全住民を対象とした住民投票(11月22日以前)などの手続きを踏むことになる。

政府は放廃場誘致を申し込んだ自治体が二つ以上である場合、住民賛成率が最も高い地域を最終候補地として選定すると発表したことがある。

予想より多くの地域が誘致に乗り出したのは、地方議会の同意と住民投票実施などの手続きを経るようにし、特別法を制定し支援金3000億ウォンと韓国水力原子力(株)本社移転、陽性子加速器設置などのメリットを提示したためだとみられる。

当初有力な放廃場候補地に数えられた慶北・蔚珍郡(ウルジングン)は29日、誘致同意案が郡議会で賛成5票、反対5票で否決された。

蔚珍郡はこれまで、政府が放廃場誘致対象地域で実施した世論調査の結果、住民賛成率が最も高く、地質と地形条件も有利であるうえ、原発が稼動しており、最も有力な候補地として取り上げられてきた。

全北・扶安郡(プアングン)は30日、誘致同意案に対する議会の議決が遅れたため、地方自治法が規定した自治体首長の先決処分権を発動し、締切り日の31日、産資部に申込み書を提出すると発表した。しかし、議会が相変らず反対しており、申込み書提出は難しいようだ。



choi@donga.com cschoi@donga.com