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「金宇中氏の100億ロビー」疑惑を捜査

「金宇中氏の100億ロビー」疑惑を捜査

Posted August. 26, 2005 03:06,   

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元大宇(デウ)グループ会長の金宇中(キム・ウジュン)容疑者の粉飾決算容疑などを捜査中の最高検中央捜査部(朴英洙部長)は25日、金容疑者を相手に、99年年10月に海外に逃亡する直前、在米韓国人事業家の曹豊彦(チョ・プンオン)氏(65・現在米国在住)に100億ウォンを上回る巨額を供与し、当時の金大中(キム・デジュン)大統領にロビーを働きかけようとしたかについて取り調べた。

検察はまた、99年6月に金容疑者が、曹氏が代表取締役を務めていた香港KMCインターナショナルに4430万ドル(約450億ウォン)を渡したことに対し、特定経済犯罪加重処罰法上の横領罪を適用する案を検討している。

検察は、金容疑者が大宇グループの海外金融組織であるBFCの資金をKMCに渡した後、KMCが大宇情報通信の株式を購入した事実を確認した。金容疑者は問題の金について、曹氏から借りた金をBFCに預けておいた後、返済したものだと釈明しているもようだ。しかし、検察は「金容疑者は、いまだ自分の無実を証明できないでいる」と伝えた。

一方、金大中前大統領の崔敬煥(チェ・ギョンファン)秘書官は、金前会長救命ロビー活動に向けた資金の提供を受けたとされる疑惑について、「全くの事実無根だ」と否認した。同氏は「金前大統領は、違法資金や問題になる資金を受けたことがない」とし、「97年11月14日に政治資金法が改正、公布された後も、金を持ってきた人がいたが、返した」と話した。



jin0619@donga.com