Go to contents

張晶、全英女子オープンで初優勝

Posted August. 02, 2005 03:02,   

한국어

三姉妹の末っ子に生まれた張晶(チャン・ジョン)は、朴セリとは大田市儒城区(テジョンシ・ユソング)の隣近所同士だ。張晶の二番目の姉は、朴セリと儒城幼児園の同期生で、お互いの家に遊びに行ったりきたりするほど仲良しだった。

張晶がゴルフを始めるようになったきっかけも、朴セリの影響だった。張晶の父親(張ソクジュン氏)がゴルフをやる朴セリを見て、子供のときから運動神経が優れた末っ子にクラブを握らせたのだ。大田中央(チュンアン)小学校6年生の冬休みのときからゴルフを始めた張晶は、当時忠清南道公州市(チュンチョンナムド・コンジュシ)のクムソン女子高校に在学しながら、アマチュア最強として君臨していた朴セリを目標にして運動に励んだ。

儒城から車で30分の距離にある忠清北道清州市(チュンチョンブクト・チョンジュシ)にあるサンダン高校を卒業した金ジュヨンも、高校時代から朴セリが憧れの的だった。朴セリが高校を卒業した後、ソウルで訓練をしていた時は、同じマンションに泊まりながら時々個人レッスンを受けることもあった。全米女子オープンの授賞式で、「セリさんと同じ大会で優勝できて、とても嬉しい」と感想を述べた金ジュヨンは、優勝後のパーティーでも朴セリと一緒に喜びを分かち合った。

国家代表として1998年バンコクアジア大会で韓国の団体戦銀メダルを牽引した張晶と金ジュヨンは、華やかなアマチュア時代を経て、米国で先にプロデビューしたが、長年の逆境の末、貴重な結果を得た過程も似ている。

この3人は米国への進出後、初優勝をメジャータイトルで飾った共通点もある。朴セリは1998年、LPGAチャンピオンシップで優勝した後、同年、全米女子オープンを制覇し、01年には全英女子オープンで優勝した。ジュニアゴルファーの育成に惜しまない支援を行ってきたユソンCCとグランドCC(忠清北道清原郡)が縁故地にあって、子供の時から実戦経験が多かったのも大きな成功の秘訣。

忠清道の力で結ばれている張晶と金ジュヨンは、先輩の朴セリの後を継いで韓国女子ゴルフの世代交代をリードしている。ただ、朴セリが最近厳しいスランプに陥っていることが残念だ。一方、張晶は2日、昼の12時半アシアナ542便で仁川(インチョン)空港を通じて入国する。



kjs0123@donga.com