「長打少女」ミッシェル・ウィ（１５、ウィ・ソンミ）は、今年の夏休、大忙しだ。ハワイ・プナフスクール１０年生である彼女は、同じ年齢の学友たちのように遊ぶ暇がない。米国と欧州を歩き回りながら、大会に出場しているためだ。
最近、米男子プロとアマチュア大会に相次いで出場した後、今週はフランスに渡り、エビアンマスターズＧＣ（パー７２）で開かれるエビアンマスターズに出場している。来週は英国に渡り、全英女子オープンに出る。
このように多額の経費がかかる長距離旅行をしているので、周りから疑惑の目でみられるときもある。アマチュアの身分では禁止されている、ゴルフ用品業者や大会主催側の支援を受けているのではないかということだ。
２１日付のＵＳＡトゥデー紙は、ミッシェル・ウィのお父さんのウィ・ビョンウクさん（４４・ハワイ大教授）は最近、米ゴルフ協会からこのような内容の電話を受け、「すべての経費は私が出している」と答えた、と伝えた。
今年一年のミッシェル・ウィのツアー経費は１０万ドルに達するとみられる。０３年には５万ドルぐらいで、昨年は７万ドルだった。
このように多額の費用がかかるため、ミッシェル・ウィの早期プロ転向の可能性が高くなっている。ミッシェル・ウィがプロだったなら、今年、三つのメジャー大会だけで２０万２２４８ドルの賞金をもらうことができたが、アマチュアなので一銭ももらうことができなかった。
一方、２１日未明に終わったエビアンマスターズ第１ラウンドで、ミッシェル・ウィは熱い関心を受けたが、３オーバー７５打の共同第４５位に止まった。
カリン・コーク（スウェーデン）とリネッテ・ブルッキー（ニュージーランド）、マリサ・ベエナ（コロンビア）が共同でトップに立ち（６アンダー）、金チョロンは共同４位（４アンダー）、２週連続優勝に挑戦する李美娜（イ・ミナ）とカン・ジミン（ＣＪ）は共同第１６位（１アンダー）だった。
シーズン７勝を狙うアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は全米女子オープン・チャンピオンの金ジュヨン（ＫＴＦ）と共同第２３位（イーブンパー）で初ラウンドを終えた。
kjs0123@donga.com
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