日曜日の運転にくれぐれもご用心

週休２日制の導入などと噛み合って、日曜日の交通事故による死亡者が大幅に増えていることが、調査により分かった。

警察庁が１９日伝えたところによると、今年１〜６月、交通事故で亡くなった２９００人のうち４４７人（１５．４％）が、日曜日に事故にあったケースだ。交通事故死亡者（２９００人）が前年同期に比べて７．３％減ったものの、日曜日の交通事故被害はむしろ１３．５％も増えたのだ。

昨年までの統計を見てみると、曜日別には日曜日の交通事故死亡者（１２．６％）が最も少なかった。しかし、今年の場合、日曜日に死亡事故が最もたくさん発生しており、その次は金曜日（１４．８％）、月曜日（１４．４％）の順だった。昨年は火曜日（１５．７％）、土曜日（１５．２％）、金曜日（１４．９％）の順に、交通事故死亡者が多かった。

交通事故で死亡した児童と、飲酒運転で死亡した人も、前年同期に比べてそれぞれ１７．３％と３３．５％減っている。警察関係者は「昨年７月から段階的に導入された週休２日制の影響で、今年初旬からレジャー活動などで出かける人々が増え、週末の交通量が本格的に増えたためとみられる」とし「週末交通事故に対する安全策を講じる考えだ」だと話した。

needjung@donga.com