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北朝鮮、 WTOにオブザーバー資格を打診

北朝鮮、 WTOにオブザーバー資格を打診

Posted July. 16, 2005 03:06,   

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北朝鮮が世界貿易機関(WTO)に加盟するため、前段階であるオブザーバー資格を得るためにWTOと接触していることが確認された。

9〜14日、北朝鮮を訪問した欧州連合(EU)議会・韓半島関係委員会所属の訪朝団は15日午前、ソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)ロッテホテルで記者会見を行い、上のように発表した。

代表団所属のグリーン・フォード(英国)議員は「北朝鮮経済計画委員会のソン・ギルナム委員長がWTOのオブザーバー確保を申請する案を検討しており、加盟に必要な実務的問題を議論するためWTO事務局と接触している」と伝えた。

フォード議員は「資格基準に関しては曖昧な部分があるが、イラクがオブザーバー資格を得たのだから、北朝鮮にも可能性はあるだろう」とし「北朝鮮の経済に(望ましい)影響を与えるだろう」とつけ加えた。

代表団長であるウルスラ・ステンゼル(オーストラリア)議員は、「金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は、北朝鮮が第4次・6者協議において実質的な結果を望んでおり(核廃棄の見返りとしての体制の安全保障と朝米国交正常化などを含めた)一括妥結を希望していると述べた」と伝えた。

対北朝鮮重油支援問題と関連し、フォード議員は「韓半島エネルギー開発機構(KEDO)事業の中断と関連して、EU議会は執行委員会に400万ユーロの支援を要請した」とし「今後、進められる(エネルギー支援)関連会談に参加したい」と強調した。



taewon_ha@donga.com