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2006ドイツW杯の喚声が聞こえる

Posted July. 04, 2005 03:13,   

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1年後に迫った2003ドイツ・ワールドカップ(W杯、2006年6月9日〜7月9日)。すでにドイツ行きのチケットを手に入れた韓国サッカーは、来年ドイツで、2002韓日ワールドカップに続き、もう一度突風を巻き起こす準備をしている。

2006ドイツ・ワールドカップを開催する競技場は12都市の12競技場。およそ2兆ウォンを超える天文学的な資金が投入された12競技場のうち、開幕戦の場所であると同時に最も美しい競技場と評価されるミュンヘンの「アリアンツ・アリーナ」。その競技場を2日見て回った。

ミュンヘン北部のフレットマニング駅の近くに位置しているアリアンツ・アリーナ。ミュンヘン中央駅から約30分ほどの距離。電車から降りると約1km前方に競技場全体の姿が見えた。

競技場に向けて歩く約15分間が全く退屈ではなかった。巨大な楕円模様の珍しさ、そして美しい競技場の姿が少しずつ近づいたからだ。

球場のマーケティング担当者であるセバスチャン・エルンスト氏の案内で競技場の中に入ったら、思わず口が開いた。スイスの有名な建築家ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンが一緒に作ったこの競技場は視覚だけではなく、聴覚的にも最尖端の技術を駆使して絶妙に設計された一つの芸術品だった。

アリアンツ・アリーナが他の競技場と最も違うところはまるで繭のように脹れ上がった外形。このアリアンツ・アリーナの外面は2874個のエアクッションの集合体だ。計6万4000㎡の面積のこの巨大な外面がたった0.2mmのホイルで作られている。

アリアンツ・アリーナはドイツ・プロサッカーのブンデスリーガー・バイエルンミュンヘンのホーム球場。ミュンヘンが最近「サッカーの天才」パク・チュヨン(FCソウル)スカウトに乗り出したということを公式的に明らかにしたことがあり、さらに親近感を覚えた。

目をしばらく閉じた。パク・チュヨン選手がこの美しい競技場を走りながら、ファンの喚声を呼び起こす場面が浮かんだ。



jaeyuna@donga.com