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「2代目一人っ子養育権争い」母の勝訴

Posted June. 25, 2005 06:06,   

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7女1男の末っ子であり一人息子のA(38)氏の2代続いた一人っ子C(9)君。そして、A氏の暴力に耐えきれず、その子を連れて家を出たA氏の妻B(38)氏。

A氏とB氏は、離婚訴訟を行い、息子C君に対する養育権をめぐって必死で争った。

A氏側は7人の姉たちまで「代の絶えかねない家系を何が何でも継がせる」と強気で養育権を主張しており、B氏は息子だけが自分の希望だと対抗した。

ソロモンの知恵でも解決しにくい同事件で、裁判所はどんな判決を下すだろうか。

A氏がB氏と結婚して4年ぶりにようやく生んだ息子C君はA氏にとっては「天からのプレゼント」だった。A氏が上に7人の姉のいる末っ子だから、家門の代を継ぐ2代目の一人っ子が生まれたわけ。しかし、A氏がB氏の男性関係を疑い、乱暴しはじめるや、夫婦の間に危機が迫ってきた。結局、B氏は結婚11年ぶりに夫との不仲に耐えられず、息子を連れて家を飛び出した。

A氏は後で「悪かった」という電子メールを送って謝ったが、B氏は離婚訴訟を起こした。80歳を越えたA氏の両親とA氏、A氏の姉7人はあわてた。

離婚の裁判が始まると、A氏の家族も法廷に出て「男一人で子供を育てるのは無理だと言われるかもしれないが、祖母もいるし、おばも7人もいる」と、子供だけは自分たちが育てたいと訴えた。A氏の一番目の姉は「隣で子供の面倒をみるために、わざわざ引っ越してきました」という『C君の養育計画書』まで提出した。

ソウル過程裁判所の家事3部(部長判事 アン・ヨンジン)は、数ヶ月間悩んだ挙句、23日、「結婚の破綻の責任は夫にあるため、子供は母が育てるべきだ」と言い渡した。



verso@donga.com