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田麗玉議員、農地法違反の疑い

Posted June. 18, 2005 04:32,   

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野党ハンナラ党のスポークスマンである田麗玉(チョン・ヨオク)議員に対して、投機疑惑が提起された。

月刊誌の新東亜(シンドンア)は17日付で発刊された7月号で、田議員と夫の李氏が1996年5月に京畿高陽市一山西区(キョンギ・コヤンシ・イルサンソグ)の大化洞(デファドン)一帯の農業振興区域(旧絶対農地)内の農地を買い入れた後、土地収容を前に農業用住宅を建てて、高い時勢差益を残したと報道した。

田議員側は農地購入後、数年間放置していたが、01年1月、京畿道が韓流ウッド(観光文化宿泊団地)の予定敷地を発表してから9ヵ月後に、住宅を建て始めた。開発による時勢差益を得るため、時期を合わせたのではないかというのが新東亜の分析だ。住宅が建てられていると、農地だけの場合よりはるかに高い価格で補償してもらえる。

田議員側は大化洞農地の補償金として計9億ウォンほどを受け取ったものと見られている。建築費を含めて3億4000万ウォンを投資し、8年後に5億6000万ウォン程度の収益を上げたわけだ。

田議員には国会議員候補登録の際、この不動産の一部を漏らした疑いももたれている。田議員側は農地法上、土地利用が厳格に制限された農業振興区域に住宅を建てる場合は、行政官庁に「農地転用申告」をしなければならないが実際には申告していなかった。田議員側が実際のところ、この住宅に入居して居住した期間は、01年12月末から03年10月末で1年10ヵ月に過ぎない。

また、田議員側は農地買い入れの際、この一帯で不動産を多く保有している実際の持ち主H氏の代わりにヤン氏の名義で契約をし、不動産実名制法の違反を傍助したという疑惑も受けている。

田議員側は、新東亜の「投機疑惑」問題の提起に対して、「田舎で暮らしたかっただけで、他の意図はなかった。また、時勢差益というのも8年間の時間を勘案すれば、かなり誇張された話だ」と述べた。

また、農地取得過程での違法行為の疑惑に対しては、「そうした法的手続きがあることをまったく知らなかった。もし知っていたら、そういうふうにはやらなかっただろう」と釈明した。



cij1999@donga.com