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スイスに1−2で敗北、最低目標は組の3位 U−20選手権

スイスに1−2で敗北、最低目標は組の3位 U−20選手権

Posted June. 14, 2005 03:15,   

한국어

「まだ希望はある」

韓国がサッカーの2005オランダ・ワールドユース選手権の初戦で破れた。朴成華(パク・ソンファ)監督率いる韓国ユース代表は13日、1次リーグF組のスイス戦で1−2で破れた。

雨中戦を懸念していた韓国代表の気持ちには「知ったことか」とも言わんばかりに、激しい雨が降り注いだエメン競技場。朴主永(パク・ジュヨン)、シン・ヨンロクの2トップで挑んだ韓国は、前半25分、ペク・ジフンのシュートがスイスのGKの手に当って枠前に転ぶと、シン・ヨンロクが駆け込みながら左足でゴールを決めた。

しかし、韓国は右からのクロスによるシュートを次々と許し、前半28分にアンティチ選手、同33分にボランテ選手に連続失点した。

追い上げに出た韓国は後半、朴ジョンジン選手のミドルシュートと、31分のペク・ジフン選手のシュートがゴール枠をわずかに外れるなど、惜しくも決定機をものにできなかった。

それでも、朴主永のプレーは依然として光っていた。朴主永は後半4分、韓国陣営でスイス陣営まで、守備を4人も交わしながら60mの絢爛たるドリブルを披露した。長身の守備を軽く交わし、欧州選手を相手にしても十分に通じることを見せ付けては、幾度も錐のようなパスを流した。アンドレー・シュルマン・スイス監督は「後半は厳しい試合をした。とくに10番(朴主永)が印象的だった」と語った。

同日、ブラジルとナイジェリアが引き分け、韓国はF組の最下位となった。6組で上位1、2位と各組の3位のうち勝ち点が高い4チームまでが決勝トーナメントに進出できる。従って、3位でもベスト16入りの可能性はまだある。残り試合で大量失点さえ避けて、ナイジェリアとブラジルのどちらかに勝ちさえすれば、決勝トーナメントに進出できるチャンスは十分残っている。

一方、同日、PSVアイントホーフェンのヒディンク監督が競技場を訪れ、韓国−スイス戦を最後まで観戦した。ヒディンク監督は、関心を持っていた朴主永のプレーを見終わったあと、2002韓日W杯でコーチを務めた朴恒瑞(パク・ハンソ)氏と意見を交わしたが、内容は公開しなかった。

ヒディンク監督は、また、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を巡る話し合いが続いている朴智星(パク・チソン、PSV)に対して、「いまマンチェスターに行けば、ベンチを温めている可能性が高い。行かない方が賢明だと思う」と話した。



yjongk@donga.com