医学系列卒業者の月給、平均２４８万ウォン

医師・薬剤師など医学系列大学の卒業者が、月給を最もたくさん受けていることが、調査により分かった。労働部傘下の中央雇用情報院は１０日、大学を卒業した２５歳以上の６５３万４１６３人の就業者を対象に、２００３年の産業・職業別の雇用構造を調べたところ、こうした結果が分かったと伝えた。

雇用情報院によると、月平均賃金は医学系列卒業者が２４８万３３００ウォン（約２万円）で最も多く、その次が、文科系（２３６万６０００ウォン）、工科系（（２３１万６６００ウォン）、理科系（２０５万７８００ウォン）の順だった。

医学系列卒業者の場合、歯科医が４８８万７０００ウォンであるのに対し、歯科衛生士は１３４万７０００ウォンで約３５０万ウォンも格差があった。韓方（韓国の漢方）の医師（韓医師）は４３６万６０００ウォン、一般医師は４３４万９０００ウォン、薬剤師は２７２万９０００ウォン、獣医師は２４１万２０００ウォン。

雇用情報院の朴チョンス動向分析チーム長は「一部整形外科医師の場合、月平均賃金が１０００万ウォンを上回るが、税金などを引いて申告したものと思われる」とし、「また、賃金の低い時間制医師まで同調査対象に含まれ、医師の平均賃金が低くなった」と話した。

黃泰勳 beetlez@donga.com