「これからは青少年代表チームのために闘魂を燃やす」
サッカーの韓国代表のW杯6大会連続進出を牽引した「天才」朴主永(パク・ジュヨン、20、FCソウル)。先月24日、A代表に選ばれて06W杯ドイツ大会アジア地域最終予選A組ウズベキスタン、クウェート戦をフルタイムでプレーした朴主永が10日、05ワールドユース世界選手権(U−20)が開かれるオランダ・エメンに到着した。
「死のロード」で2試合連続ゴールを決めるなど猛活躍した朴主永は、厳しいスケジュールにも関わらず、全く揺るぎない姿でユース代表の訓練キャンプに合流した。
「体力的な問題もなく、負傷もありません。ユース代表とは長い間呼吸を合わせてきたため、チームワークにも全然問題ないだろうと思います」
4回にわたっての飛行時間だけでも16時間。「熱死の国」で訓練と試合を繰り返したが、「天才」の顔に疲れた様子は見られなかった。むしろA代表で連続ゴールを決めた自信に満ちていた。ユース代表の相棒である金珍圭(キム・ジンギュ、20、磐田)と一緒にクウェートからオランダへ飛んできた朴主永は、10日開幕の大会で1983年以降22年ぶりの「4強神話」再現に挑戦する。
「正直、A代表はユース代表チームと大きく違うだろうと思っていましたが、先輩たちが親切にしてくれたので、大きな問題はなかったです。ゴールに対する自信も生れましたし。国のファンの皆さんに引き続き最高のプレーをお見せします」
実のところ、朴主永はW杯予選を通じて、もう誰もが認める大韓民国最高のゴールゲッターに成長した。国内最高の選手が集まっているA代表チームで大先輩たちと競争し、連続してゴールを決めたからだ。朴主永の夢は、イングランド・プレミアリーグ進出。今回のユース大会は、彼の夢を実現するための予備舞台だ。
朴主永は東亜(トンア)日報の愛読者とファンにこれまでの声援に感謝するメッセージを残した。「いつも送ってくださる大きな声援に感謝します」と言って、ファンに必勝を約束した。
梁鍾久 yjongk@donga.com