金品・接待受ける省庁、企画予算処がトップ

政府の３２中央省庁（委員会含む）の中で、企画予算処（予算処）が金品や接待を提供された比率が最も高いことが分かった。

腐敗防止委員会（腐防委）は２日、国会法制司法委員会（鄭城鎮委員長）が金在庚（キム・ジェギョン）ハンナラ党議員に提出した資料によると、予算処に苦情申立てをした１００人のうち５人（５％）以上が金品や接待を提供していると回答した。続いて、鉄道庁（現韓国鉄道公社）、海洋水産部、農林部、食品医薬品安全庁の順だった。

同資料は、腐防委が世論調査専門機関に依頼し、０３年９月から０４年７月まで、中央省庁や公共企業、地方自治体、地方教育庁など３１３機関に申立てをした７万５３１７人を対象に行い、公務員の清廉度に関する面接調査の結果をまとめたものだ。

腐防委が各機関の腐敗防止の努力や業務処理の公正性など全般的な清廉度を発表したことはあるが、金品や接待を提供された比率を算出して順位を公表したのははじめて。

調査対象になった３１３機関全体では、申立人から金品や接待を提供された比率が平均１．５％（３０２２件）で、総額では６億９６０４万ウォンだった。金品や接待を提供したと答えた人は、１人当たり平均２．６５件にわたって６１万ウォン程度をかけていることになる。

公共企業（公職関連団体含む）１５社の中では韓国鉄道施設公団が５％台と最も高く、韓国ガス安全公社、韓国電気安全公社、農業協同組合中央会、農業基盤公社と続いた。

さらに、広域地方自治体では光州（クァンジュ）、京畿道（キョンギド）、蔚山（ウルサン）、釜山（プサン）、忠清北道（チュンチョンブクト）、基礎地方自治体では慶尚北道鬱陵郡（キョンサンブクト・ウルルングン）、釜山機張郡（プサン・キジャングン）、慶尚南道金海市（キョンサンナムド・キムヘシ）、済州道済州市（チェジュド・チェジュシ）の順で金品や接待を受けた比率が高かった。

１６地方教育庁の中では、光州教育庁が最も高く、全羅南道（チョンラナムド）、蔚山、大邱（テグ）、釜山教育庁と続いた。

金品や接待を提供された比率が最も低い機関は、△政府省庁では兵務庁、△公共企業では預金保険公社、△広域自治体では済州道、△地方教育庁では忠清南道（チュンチョンナムド）教育庁だった。

李明鍵 李姃恩 gun43@donga.com lightee@donga.com