安是眩、とんでもないミスで２打罰

「ＯＢの杭を抜けば２打罰、距離の杭は抜いても罰は無し」

安是眩（アン・シヒョン、２１、コーロン・エロード）選手は、基本的なゴルフ規則をうっかりミスして、パー３ホールのコースで７打打ってからホールアウトする酷い目に合った。

２０日、韓国女子プロゴルフＸＣＡＮＶＡＳ女子オープン１ラウンドが行われたニューソウルＣＣ（パー７２）３番ホール（パー３）。ディペンディングチャンピオンの安是眩がティーショットしたボールは、グリーンを外れてカート道路そばのＯＢ杭のところで止まった。セカンドショットのため何回練習スウィングをしていた安是眩は、ＯＢ杭がクラブに当たり邪魔になるとそのまま抜いてしまった。ＯＢ杭は人工障害物ではなく固定物でどんな場合でも位置を変更してはならないが、その規則を破ってしまったこと。ゴルフ規則１３条２項によれば、「ＯＢ警戒杭を抜けば、その瞬間２打罰が課される」となっている。

再びＯＢ杭を挿してまともなスウィングが不可能な状態で打ったセカンドショットはバンカーに落ち、３オン２パットに２打罰が加算され、結局７打でそのホールを終えた。

パー３ホールで珍しいクワデュルプル・ボギーを叩いた安是眩は３オーバー７５で試合を終え、５３位タイに止まった。

ＯＢ杭と違って、距離の杭とハザード杭は人工障害物なので、スイングやスタンスに邪魔になると抜いても良い。

一方、同日の初ランドでは米女子プロゴルフ名誉の殿堂メンバーの老練なジュリー・インクスター（４５、米国）選手が４バーディーと１ボギーで３アンダー６９を記録し、イム・ソンウク（２２）選手、新人の金ボギョン（１９）選手とともに１位タイに上がった。先週の韓国女子オープンチャンピオンの李ジヨン（２０、ハイマート）選手は、１アンダー７１で７位タイに上がり上昇傾向を堅持した。

kjs0123@donga.com