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優秀な学生確保にこだわる大学が公教育揺るがす 盧大統領が認識示す

優秀な学生確保にこだわる大学が公教育揺るがす 盧大統領が認識示す

Posted May. 13, 2005 23:23,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン )大統領は13日、「優秀な学生を育成することより、試験成績の良い学生の選抜だけに重点を置いている一部大学の貪欲さが、公教育の根幹を揺るがすことがあってはならない」と述べた。

これは最近、本考査復活を巡る議論を呼んでいるソウル大の論述・口述試験強化方針を婉曲に批判したものと見られる。

盧大統領は同日、第24回「先生の日」を迎え、全国の幼稚園と小・中学校教師32万1265人に「愛のカーネーションメッセージ」という題目のEメールを送り、「最近、大学入試の改善案を巡って、また熱くなっている」として、このような認識を明らかにした。

盧大統領は「これからいろいろな議論を重ねて適当な方法を見出すことになるだろうが、教育は学校で行われるべきであることは間違いない」とし、「子どもたちは先生の教えを受けてこそ、きちんとした人間に育ち、創意力のある人材に育つことができる」と強調した。

盧大統領はまた「一部教師の過失から先生が信頼を失い、ひいては学校教育まで信頼されない現実を大変残念に思う」とし、「大多数の先生はプライドと使命感一つで厳しい道を歩んでいる。教育を革新して教壇の信頼を回復するために、多くの先生が努力しているだけに、必ずや実を結ぶことができるはずだ」と加えた。



jnghn@donga.com