Go to contents

「夢じゃない」 野球W杯「ワールド・ベースボール・クラシック」開催が確定

「夢じゃない」 野球W杯「ワールド・ベースボール・クラシック」開催が確定

Posted May. 13, 2005 23:21,   

한국어

全世界の野球ファンの胸を躍らせる、野球のワールドカップ開催がいよいよ決まった。

大リーグのセリグ・コミッショナーは13日、「韓国、日本、米国、ドミニカ共和国、キューバなど16の国と地域が参加する、野球のワールドカップである『ワールド・ベースボール・クラシック』が06年3月に開催される」と正式発表した。

同大会は、大リーグで活躍している錚錚たるスター選手らが国の名誉をかけてプライドの対決を行う一大勝負の場となる。真の意味での野球のワールドシリーズになる同大会の主要関心事を予めチェックしてみたい。

▲韓国野球ドリームチームの顔ぶれは…

海外勢が出揃う最強のドリームチームになるのは必至だ。韓国野球委員会(KBO)の李サンイル事務次長は「早い時期にプロ中心の選定委員会を組織し、名実共にドリームチームをつくりたい」と述べた。

先発陣は朴賛浩(パク・チャンホ、テキサス)、ペ・ヨンス(サムスン)、ソン・ミンハン(ロッテ)が第一候補。左腕では、00年のシドニー五輪銅メダルの立役者、具台晟(ク・デソン、ニューヨーク・メッツ)の先発が有力視されている。押さえは、ノ・ジャンジン(ロッテ)と金炳賢(キム・ビョンヒョン、コロラド)が候補だ。

捕手は、ホン・ソンフン(斗山)とチン・ガブヨン(サムスン)が可能性大。1998年のバンコク・アジア大会で、朴賛浩とプレーしたホン・ソンフンは「以前のメンバーとまた一緒にワールドカップに出れれば、器量を一層高めるいい機会になると思う」と期待を示した。

崔熙燮(チェ・ヒソプ、LAドジャーズ)、シム・ジョンス(サムスン)、李スンヨプ(千葉ロッテ)、金ドンジュ(斗山)などが率いる打線は名前だけでも重量感溢れる。

▲米国とドミニカは優勝候補

優勝候補としては米国とドミニカ共和国が有力視されている。米国のスポーツ専門チャンネルESPNは、ドミニカがベネズエラを下して優勝するという予想を出し、ベスト8の候補としては、米国、ドミニカ、キューバ、ベネズエラ、日本、プエルトリコ、カナダ、オーストラリアを挙げた。

野球の本家である米国は、アレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキース)、バリー・ボンズ(サンフランシスコ)、マニー・ラミレス(ボストン)がクリーンアップ・トリオ候補。先発陣は、ロジャー・クレメンス(ヒューストン)、ランディ・ジョンソン(ヤンキース)、ジェイソン・シュミット(サンフランシスコ)などの名前があがっている。

ドミニカの予想ラインナップは、アルバート・プホルス(セントルイス)、デイビッド・オルティス(ボストン)、サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)など強打者が名を連ねており、投手ではペドロ・マルティネス(ニューヨーク・メッツ)が筆頭だ。

韓国の永遠のライバル、日本もイチロー(シアトル)、松井秀喜(ヤンキース)など大リーガーを含める選手構成に早くも突入している模様だ。松井は「詳しい内容は分からないが、選ばれたらベストを尽くしたい」と意気込んだ。

▲16チーム・4組に分かれ、4強からトーナメント

16チームが地域によって4組に分かれ、フルリーグ予選を通じて上位2チームがベスト8に進出する方式。韓国は日本、中国、台湾と同じ組で、来年3月3日から3日間、日本の東京ドームで予選を戦う。ベスト8は再び2組に分かれ、米国で組別リーグ戦を行った後、4強からはトーナメントでチャンピオンを決める。決勝戦は21日の予定。



kjs0123@donga.com