１人当たりの国民所得、韓国は４９位

昨年、韓国の１人当たり国民所得（ＧＮＩ）は１万２０３０ドルで、０２年に比べて６３０ドル増えたが、世界順位は４９位を維持した。国家経済の規模を示す名目国民所得は１１位だった。

中央銀行の韓国銀行（韓銀）は９日、世界銀行が最近発表した「世界開発指数２００５」によると、ＧＮＩ１位はルクセンブルク（４万５７４０ドル）で、韓国の３．８倍にのぼるという。

代表的な租税回避地（tax　haven）のバミューダは２位、シャネル諸島は９位だった。これら国はＧＮＩを報告せず、世界銀行が順位だけを推定している。低い法人税率のため、多国籍企業や私慕投資ファンドを大挙誘致し、収める税金が主な収入源だ。

北大西洋・カリブ海北方にあるバミューダは、約１５０の島からなっており、人口は６万５０００人。アジア国家の中では日本が３万４１８０ドルで７位になり、香港（第１９位・２万５８６０ドル）とシンガポール（第２９位・２万１２３０ドル）も韓国より上だった。

０３年の韓国の名目国民所得は５７６４億ドルで、２年連続し１１位だった。国民所得の規模は、米国（第１位・１１兆１２６億ドル）が韓国の１９．１倍、日本（第２位・４兆３６０８億ドル）が７．６倍だった。６位の中国は１兆４１６８億ドルで、韓国の２．５倍。

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