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「我が家の住宅価格、おかしい」異議続出

「我が家の住宅価格、おかしい」異議続出

Posted April. 24, 2005 23:08,   

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ソウル市内の単独・多世帯・小型連立住宅(専用面積50坪未満)の持ち主のうち10人に1人が、政府の課した住宅価格に対して異議を申し立てたことが、集計の結果わかった。

このため、政府が30日に確定公示する1300万世帯の住宅価格に対する異議申請が続出するものとみられる。

同公示に基づいて財産税や総合不動産税、譲渡所得税など各種の不動産関連の税金が課せられるため、場合によっては租税抵抗が憂慮される。

24日ソウル市によれば、25の区が1日から20日にかけて、単独・多世帯・小型連立住宅47万世帯余りに対する住民閲覧を実施した結果、4万5564人が閲覧をしており、このうち11.5%である5231人が住宅価格の再調整を要求した。

再調整要求の中では、住宅価格を下げてほしいという苦情が4823人(92.2%)で大部分を占めており、上げてほしい(386人、7.4%)、その他(22人、0.4%)の順となった。

区別では、江南区(カンナムグ)が公示対象1万899世帯のうち2048人が閲覧しており、このうち半数を超える1124人(54.9%)が価格の再調整を要求した。

瑞草区(ソチョグ)も対象住宅9986世帯の中で2196世帯が閲覧しており、このうち1242世帯(56.6%)が異議を申請した。

この他に、△蘆原区(ノウォング)で465人が閲覧して155人(33.3%)が△麻浦区(マポグ)で510人が閲覧して140人(27.5%)が△道峰区(トボング)で1355人が閲覧して292人(21.5%)が△龍山区(ヨンサング)で1976人が閲覧して251人(12.7%)が、それぞれ価格に不満を表した。

ソウル市関係者は公示住宅価格を閲覧した人が、対象住宅の10%を下回ったのに対して「広報が十分行われてないため」とし「30日の確定公示後、5月の1ヶ月間で追加の異議申請を受け付けるが、そのとき積極的に知らせる方針だ」と明らかにした。

異議申請が予想より多いことに対して、A区役所の関係者は「既存の一戸建て課税標準は時価の30〜40%水準で策定された一方、今回は市場価格の80%水準で調整された」とし、「この過程で税負担が大きく増えるものと憂慮した納税者たちの反発が多いようだ」と話した。

一方、価格の算定過程で現在の時価の80%を反映するという政府の意図がまともに反映されなかったという指摘もある。

ソウルB区役所の関係者は「標準住宅の価格が時価の60〜70%水準に過ぎず、一部地域は50%に止まっている」とし、「したがって標準住宅価格を基準に算定された個別住宅価格は、時価をまともに反映することができない」と話した。

いずれにせよ、今月末に公示住宅価格が公開されて、比較が可能になれば大きな不満が出る可能性は排除できない。

公示住宅価格は直ちに今月末から取得・登録税の税金賦課基準になり、7月からは譲渡所得税及び相続・贈与税の課税基準になる予定だ。



jsonhng@donga.com likeday@donga.com