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ロッテなど大企業、系列会社への不当支援で過料

ロッテなど大企業、系列会社への不当支援で過料

Posted April. 20, 2005 23:10,   

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ロッテ、錦湖(クムホ)アジアナ、東遠(トンウォン)、大成(テソン)の4グループの所属会社が不当に系列会社を支援したことが明らかになって、公正取引委員会(公取委)から35億ウォン余りの課徴金を課された。同グループは、安い利子で系列会社にお金を貸したり、事業部を安価で売却したりもしていた。

錦湖アジアナと東遠グループは、一定金額(資本金の10%以上か100ウォン以上)を超える系列会社同士のインサイダー取引に対する告示義務を守らなかったため、計12億ウォンの過料を追加的に払わなければならない。

公取委は20日、ロッテ、錦湖アジアナ、東遠、大成の4グループの10社が、他の系列会社11社に対し不当に支援したことが明らかになり、是正命令と共に計35億6000万ウォン余りの課徴金を賦課したことを明らかにした。

グループ別の課徴金規模は△錦湖アジアナが19億5000万ウォン△ロッテ11億1000万ウォン△東遠2億6000万ウォン△大成2億4000万ウォンだ。

公取委によれば、ロッテグループの場合、ロッテショッピングがロッテドットコムを通じてデパートの商品券を委託販売する際、他の委託販売業者(3〜7%)に比べて高い10%の手数料を支給した。ロッテショッピングはまた、3年連続黒字を出した包装事業部を系列会社のロッテアルミニウムに売却する際、営業権は計算せず、純資産価額(資産から負債を引いたもの)のみを受け取って引き渡した。

錦湖アジアナグループ所属の錦湖産業とアジアナ航空は、00年6月から02年10月まで錦湖生命に安い利子で合わせて1480億ウォンを貸しつけた。錦湖産業とアジアナ航空は錦湖総合金融が発行した後順位債を安い利子で買い取ったりもして、アジアナ航空はアジアナCCが安い利子でお金を借りられるよう預金担保を提供した。

東遠グループ所属の東遠証券は、02年12月から昨年1月まで計12回にわたって東遠キャピタルが発行した企業手形500億ウォン分を高い値段で買い取った。東遠証券はまた、東遠投資信託運用に安価で事務室を賃貸したりもした。

大成グループの系列会社の大邱(テグ)都市ガスは、昨年3月当時同じ系列会社だった韓国ケーブルテレビ京畿(キョンギ)放送が、170億ウォンを安い利子で借りられるよう定期預金170億ウォンを担保として提供した。



higgledy@donga.com