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大物新人、蓋開けたらプロの壁を実感

Posted April. 20, 2005 23:04,   

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今シーズンは新人たちの活躍が例年になく目立つだろうという予測が、見事外れた。オープン戦までは、正規シーズンで地殻変動をもたらすと期待されていた大物新人たちが、プロの高い壁を実感し、不振の迷宮にはまり込んでいる。

契約金6億ウォンという今シーズン最高額で斗山(トゥサン)に入団した「スーパールーキー」金ミョンジェ(18)投手は、オープン戦で2試合(10回)に先発登板し、平均自責1.80の好投ぶりで強力な新人王候補に目されていたが、正規シーズンではまだ注目すべき活躍がない。

今月16日のロッテ戦では、先発登板して5回を投げたが四球を6個も与えたほか、本塁打1本を含めて3安打を打たれて3失点した。2試合で平均自責5.06。

契約金5億ウォンで新人では契約金上位2位の斗山のソ・ドンファン(19)投手は、オープン戦から10点台の平均自責を記録した。

打者最高契約金(3億3000万ウォン)の主役、LGの朴ビョンホ(19)選手は、5試合で8打数無安打だ。朴ビョンホは、開幕戦を含めて3試合で7打数無安打に三振3個と沈黙を続けて2軍に降格されたが、その後からは1軍と2軍を行き来している。

「李ヨンミン打撃賞」受賞者のSKチェ・ジョン(18)選手は、守備が不安定で正規シーズンには一度も出場できていない。開幕とともに2軍に降格されたからだ。辛苦の末のレギュラーの座をつかんだSKのチョン・グンウ(23)選手も、20日現在、打率が2割3分1厘と振るわず、印象的な活躍を見せていない。

契約金3億5000万ウォンの現代(ヒョンデ)の新人投手ソン・スンラク(23)選手が、ルーキーのなかでは唯一注目するくらいの投球をしている。4試合で19回を投げ、平均自責5.21を記録中だが、それでも先発で1勝(2敗)を上げている。

大物新人たちが振るわない理由について、専門家たちはプロとアマチュアの著しいレベルの差を上げている。プロの投手は、スピード、変化球の種類と角度、制球力などすべての面でアマチュアとは大きな差があるという。

また、短期的にコーチングスタッフに印象的なプレーを見せることができないと、すぐに2軍降格となるのが心理的なプレッシャーとして働き、自分のプレーができていないのも原因のひとつに指摘されている。



kimsk@donga.com