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TG三宝、ストリの変身でチャンピオンに近づく

TG三宝、ストリの変身でチャンピオンに近づく

Posted April. 07, 2005 23:00,   

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こういうふうに変身するのも可能なことだろうか。まるでこれまではわざと実力を隠していたようだ。プロバスケットボールTG三宝(サムボ)の外国人フォワード、アビ・ストリ(28、193センチ)選手のことだ。

TGのチョン・チャンジン監督は7日、原州(ウォンジュ)の宿舎で前日KCCとのチャンピオン決定1次戦の録画放送を見ながら、しきりにストリのことを褒め続けた。「ほら、見てください。無理なシューティングを自制して一拍子を遅らせてから成功率が高くなったんですよ。ボールがない時の動きもよくなりました」。

半月前までストリはチョン監督に叱られるばかりだった。1月交替用兵としてTGのユニホームを着てから2ヵ月間以上も、過度な個人プレーで注意され続けてきた。

しかし、ストリはポストシーズンに入ってから完全に別人になった。レギュラリーグ平均14点に止まっていた攻撃力が三星との4強戦では24点に跳ね上がった。前日KCC戦では両チーム最多の28点(7リバウンド)を決め、勝利を牽引した。2点シュートの成功率は何と91%だ。

こうした変身に対してストリは、「レギュラリーグの中盤に入れ替えられたため、最初は混乱していた。チームプレーに集中しているうちに目からウロコが落ちたようだ」と話した。米国から家族が来ると、外部に別の宿を得るほかの助っ人選手とは違って、ストリは選手の宿舎のアパートで一緒に暮らす。仲間と呼吸を一緒にしなければならないというのが理由だ。休むときも試合のビデオ分析に熱心で、夜間の個人訓練も進んでやるぐらいだ。

最初のうちは彼のことをそれほど信用していなかったTGの選手たちも、もうストリを優勝の立役者だとして大事に思っている。これまで三星とSKでプレーしたストリは、「TGは誰か一人ではなく、選手みんなが一丸となって力を発揮する。1次戦の勝利に油断せず、守備とリバウンドを一生懸命やってチームをトップへ導く」と述べた。



kjs0123@donga.com