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小中高校で初めて週休二日制実施

Posted March. 25, 2005 23:21,   

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▲親の負担も重く〓しかし、準備もないまま施行に入った学校週休二日制に対し、経済的・心理的負担を感じる父母も多い。

まず、土曜日に子供を預けるところのない共働き夫婦の懸念が大きくなった。ソウル市教育庁によると、ソウル市内の小学生約73万人の13%である10万人以上が、土曜日には保護者のない状態であることが分かった。

共働きをする李ギョンミ(44、女性、ソウル瑞草区方背洞)さんは26日、小学校2年と6年の姉妹を学校のプログラムに参加させる計画。李さんは「これから勉強で競争力をつけるためには、土曜日に体験学習をしなければならないというが、他の親のように土曜日に体験学習をさせることができないのが気がかりだ」と話した。

土曜日に子供と一緒に様々な体験活動や余暇を楽しむことに伴われる経済的な負担も軽くない。主婦のオ(41、京畿道城南市盆唐区)さんは「子供たちと旅行にでる行こうとすると、交通費や各種の入場料、食費がかなりかかる」と悩みを漏らした。

週休二日制のための社会的なインフラがまだ整っていないという不満の声もあがっている。日本の場合、土曜日は国立美術館や博物館の入場が小学生に無料で、JRも割安な「週末子供パス」が利用できる。

一方、教育人的資源部は、土曜日に学校を休むことによる児童・生徒らの生活上の変化を把握し、今後の本格的な施行に備え、市道教育庁別に2校ずつ、計96校の小中高校を選定し、11月までに実態調査を行う予定だ。

また、全国の小中高校の2.7%である290校で月2回の週休二日制を行い、公聴会など意見聴取を経て11月までに来年の週休二日制の運営方策を決定することにした。