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釜山市、地域経済回生で「実業家優遇」条例上程へ

釜山市、地域経済回生で「実業家優遇」条例上程へ

Posted March. 24, 2005 22:31,   

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低迷している地域経済を生き返らせ、企業活動に優しい都市を作るため、釜山(プサン)市が初めで「実業家優遇」条例を作る。

釜山市は24日、「実業家の優遇と企業活動促進に関する条例(案)」を30日に確定した後、市議会に上程し、成立すれば来月中旬から施行する方針だと発表した。

同条例案には実業化を優遇するという宣言的な規定の他、△模範企業家には3年間、運転資金と中小企業育成資金支援を拡大△釜山信用保証財団の保証限度拡大△海外市場開拓団と展示会参加対象の優先選定などの具体的な優遇方法が含まれる。

同案にはまた、企業の様々な問題を解消するため、市と企業関連団体が参加する「企業活動促進委元会」を設け、企業の苦情を処理する「企業オンブズマン」を設置するよう規定している。

企業オンブズマンなどが市の関係部署に企業の苦情を通報すれば、最優先でこれを処理しなければならず、遅延処理をした場合、監査を要求するなどの不利益が与えられるように明文化されている。

市は、条例施行にともない、市庁舍17階に企業活動促進センターを設け、企業オンブズマン1人と専担職員2人を配置する方針だ。オンブズマンは、実業家出身または企業に詳しい関係者から選任される。

同センターは、実業家が市庁舎を訪問した時でも簡単な業務がみられる、ビジネスセンターのような「CEO広間」の役目もする。

市はこれと共に、実業家を尊敬する雰囲気拡散のため、市教育庁の協助を受け、各学校の学生を対象に、企業の大切さに対する教育と現場訪問プログラムを実施し、優秀実業家招請講演などを推進することにした。

市関係者は、「実業家を尊敬し優遇する雰囲気を造成し、気楽に経営活動に専念できるようにするため、条例を制定することにした」と言った。



趙饁輝 silent@donga.com