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北、核兵器を生存手段に見なす

Posted March. 18, 2005 22:33,   

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米国防総省の情報機関、国防情報局(DIA)のジャコビー局長は、17日「北朝鮮の指導者の金正日(キム・ジョンイル)総書記は、核兵器保有が米国・韓国に対する決定的抑止力になると考えていて、核兵器関連の能力すべてを放棄することはないだろうと判断している」と述べた。

同局長はこの日、上院軍事委員会で証言し「北朝鮮は最近(2月10日の核保有宣言)の諸宣言で見せてくれたように、核兵器を生存に向けた決定的な抑止力に見なしている」とし、こうした認識を示した。

また「いつか金委員長は、一部の核兵器開発計画についての交渉に臨むものとみられる」としながらも、「北朝鮮は今後、核兵器や関連技術を(外部に)売るかもしれない」と話した。

同局長は、続いて「北朝鮮は(核兵器または関連技術の)海外販売を通じて、外貨を調達し、自主的な防御に向けた弾道ミサイルの開発を続けるだろう」とし、「核弾頭が装着できる大浦洞(テポドン・北・ミサイル)2号のミサイル発射実験を終えているはず」だというDIAの評価を強調した。

一方、この日、一緒に出席したポーター・ゴス中央情報局(CIA)局長は「北朝鮮が、米国の軍事攻撃を恐れたあまり、抑止力を最大化するため、核兵器を保有しているように、(外部に)思わせようとしているのか」という質問に「そうした可能性がある」と答えた。

ゴス局長は、北朝鮮が保有した核兵器の量と核兵器を弾頭化しミサイルに搭載できる能力を尋ねる質問については「機密事項であるだけに、非公開に証言したい」とだけコメントした。



金昇鍊 srkim@donga.com