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ライス国務長官、「圧制の拠点発言は撤回しない」

ライス国務長官、「圧制の拠点発言は撤回しない」

Posted March. 13, 2005 23:20,   

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「北朝鮮は6者協議の復帰条件として、『圧制の拠点』発言の謝罪を求めている」(ワシントン・タイムス、デイビッド・ジョンーズ外信部長)。

「私は真実を語った」(ライス米国務長官)。

アジア歴訪を控えたライス国務長官は11日、ワシントン・タイムス紙とのインタビューでも、「真実を語ったという理由で謝罪した者がいただろうか」と述べ、「圧制の拠点」発言を撤回する考えのないことを明確にした。

ライス国務長官は同日、ロイター通信及びワシントン・タイムス紙との相次ぐインタビューで、北朝鮮が核問題解決に向けて行動のする前に、インセンティブを提供することはなく、北朝鮮は6者協議の場に出て、戦略的選択をしなければならないと強調した。

ライス長官は、ワシントン・タイムス紙とのインタビューで、イランにインセンティブを与えることにしたように、北朝鮮にも類似のアプローチを考慮するのかという質問に、「北朝鮮は(過去)アメだけを取って全く義務を果たさなかった」と切り捨てた。

そして、北朝鮮が94年の米朝枠組み合意後にも核兵器開発を続けた点をあげ、「北朝鮮が行動する前にインセンティブを過度に提供すれば、どのようなことが起こるかを経験した。北朝鮮はイランとは異なる」とし、「インセンティブを先に提供することは、慎重でなければならない」と述べた。

さらに「北朝鮮核問題は早く解決しなければならないが、だからといって北朝鮮で何が起こっているかを言及することを恐れることはない」と述べ、北朝鮮人権問題について問題を指摘する考えを示唆した。

ライス長官は、韓米関係についても明確な立場を明らかにした。

同紙編集局長が韓半島専門家の言葉を引用して、「韓国が傷ついた対米関係を修復するのか、安保同盟を壊して在韓米軍を追い出し、中国との同盟を追求するのかの分岐点に、将来直面するだろう」と問題を提起するや、ライス長官は次のように答えた。

「現在の韓米関係は、従来通り強力だ。韓国が民主国家であるために、韓米関係が正しいとか誤っていると疑問を提起する人々がいるが、それが民主的な社会だ」。

ライス国務長官は、第3回6者協議で米国が北朝鮮に提示した多国間安全保障及び対北エネルギー支援の連係案を取り上げ、「これが立派なアイディアだということを、まだ誰も北朝鮮に説得できなかった」と話した。



權順澤 maypole@donga.com