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ナ・サンウク、惜しくも準優勝 クライスラークラシックofツーソン

ナ・サンウク、惜しくも準優勝 クライスラークラシックofツーソン

Posted February. 28, 2005 22:34,   

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「ゴルフは手袋を脱ぐまで、その結果は誰にも分からない」と言われている。

天国と地獄を行き来したナ・サンウク(21、コーロン・エロード)は、この言葉を身に染みて実感しただろう。28日、米アリゾナ州オムニツーソン・ナショナルゴルフリゾート(パー72)で行われた「クライスラークラシックofツーソン」(賞金総額300万ドル)の最終ラウンド。ナ・サンウクは2度のドラマを演出した。

18アンダーで首位に1打差。最後の18番ホール(パー4)で8メートルものバーディー・パットを成功させて、延長戦に持ち込んだのが最初。ジェフ・オギルビー(豪州)、マーク・カルカベッキア(米国)と戦った18番ホール延長戦で、再び6メートルものパー・パットで起死回生したのが2度目だ。

しかし、ここまでだった。カルカベッキアが脱落した後、オギルビーと10番ホール(パー5)を2人だけで行った2度目の延長戦。ナ・サンウクは、2番ショットでグリーンを外し3オンしたオギルビーより有利な状況を迎えたが、ピンに寄り付かせなければならなかったチップショットがオーバーし過ぎたのがいけなかった。

先にオギルビーの5.4メートルのバーディー・パットが決まるや、心の乱れたナ・サンウクは2.4メートルのバーディー・パットを外し、PGAツアー初優勝を惜しくも逃がしてしまった。

しかし、ナ・サンウクは今月初めのFBRオープン準優勝に続いて再び準優勝を収め、いつでも優勝を狙える実力を持っていることを見せ付け、シーズン賞金ランキングも19位から15位(73万4255ドル)へ跳ね上がった。

試合が終った後も残念な気持ちでしばらく10番ホールを離れなかった彼は、「チップショットとあまりにも早く打った。あのミスが相手に希望を与えた」と話した。



金相洙 ssoo@donga.com