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マラソンは人生の意味

Posted February. 25, 2005 22:56,   

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ユン・ヨンウンさん(62・ソウルDNインタ−ナショナル代表)。ユンさんは韓国マスターズマラソン界の神話と言われている。

昨年3月14日に開かれた04ソウル国際マラソン兼第75回東亜(トンア)マラソンで、ユンさんは還暦を越えた歳であるにもかかわらず、20代の若者でさえ難しいと言われる「2時間台」という大記録を立てた。2時間59分51秒が当時の記録。来月13日開かれる05ソウル国際マラソンでの目標は2時間54分台。

先月だけで620kmを走った。1日平均20kmだ。最近は、1kmを3分20秒で10回走るインターバル・トレーニングも消化している。ウエート・トレーニングでパワーを付け、腹筋を毎日800回ずつする。1ヵ月に1・2回は必ず40KMを走る。ソウル汝矣島(ヨウィド)の川岸を走り、ヘルスクラブのトレッドミル(ランニングマシン)でも走る。

「打ち込むことができて良いです。走る時は何も考えないのです。まるで別の世界にいるようです」。

ユンさんは記録を達成していく過程を重んじる。その結果得られるのが記録短縮だ。この頃は事業よりもマラソンの勉強に力を入れているぐらいだ。

ユンさんがマラソンを始めるようになった契機は健康のため。事業のため健康管理をせず、体重が97kgまで増え、97年に脳梗塞で倒れた後、健康の大切さを悟った。まずは登山を始めた。00年末、山岳会会員たちがマラソン大会に出場するというので、軽い気持ちで彼も参加したのだが、それからマラソンの魅力にはまってしまった。1ヵ月平均走破距離は350〜450km。今やマラソンのない生活は想像もできなくなった。現在、体重は64Kg。フルコースは1年に3回だけ完走する。

「完走回数は意味がありません。走りながら自分の存在を感じるのが重要です。ぜひともフルコースを走ってみてください」。



梁鍾久 yjongk@donga.com