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50の韓米軍事作戦・演習の暗号名を公開 米軍専門家

50の韓米軍事作戦・演習の暗号名を公開 米軍専門家

Posted February. 20, 2005 22:28,   

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韓国と米国が軍事演習と作戦に使っていた暗号名50あまりが、米軍事専門家によって公開された。米軍事専門家ウィリアム・アーキン氏は19日出版された『暗号名』というタイトルの著書で、米国が韓国をはじめ、以前繰り広げていたり、現在、実施中である約3000個の軍事作戦・演習の暗号名とその内容を紹介した。

とりわけ、『暗号名』には、韓米軍事演習と関連し、乙支(ウルジ)フォーカス、チームスピリットなどよく知られている暗号名のほかに、△烏山(オサン)空軍基地で行われている北朝鮮と中国のモス符号に対する通信傍受作戦「スキビー(skivvy)9」△対テロ軍事演習の「スパルタン」△生化学兵器や細菌武器が空中に噴霧された状態をレーザーで探知する技術開発に向けた「シーク・スモーク(Seek Smoke)」——など、およそ50にのぼる演習名・作戦名が盛られている。

しかし、フラッシュナイフ(Flash Knife)、グレシアン・ファイアボルト(Grecian Firebolt)など多くの作戦は、秘密特殊作戦の訓練として知られているだけで、内容は確認されていないとしている。同氏はこの本で「米国と日本もおよそ50の軍事作戦や演習を実施したり、現在進行中であり、中国とも『コブラ・ジョ』など3の暗号名を持つ軍事協力を行っている」と書いている。

アーキン氏は「暗号名の公開は、国家の安保を危うくするもの」という国防総省など安保当局の指摘について「本で公開した暗号名はすべて公開された資料から集めたもので、本当に重要な秘密は徹底的に秘密として維持されている」と反論した。

米紙ワシントンポストは先月、同著の出版に先立ち、この本を紹介しながら「国防総省が、同氏の情報源を探っているが、こうした作業の暗号名までアーキン氏が入手している」と報じた。



金昇鍊 srkim@donga.com