宋泳勤(ソン・ヨングン)国軍機務司令官(陸軍准将、陸軍士官学校第27期)が任期満了(今年4月)を2ヵ月後に控えた時点で、退役志願書を提出した。
国防部当局者は30日、「宋司令官は数日前に辞意を表明し、尹光雄(ユン・グァンウン)国防部長官が受理した」とし「陸士第27期の宋司令官が、今春の軍人事を控えて、後輩のために勇退を決めた」と伝えた。
また「宋司令官は『任期満了を前にしている機務司令官が軍の次期人事に関連して、長官に助言するのは望ましくなく、新しい司令官が担当して当然だ』との意思を、尹長官に伝えたと聞いている」と話した。宋司令官は、次期総長の候補に取りあげられている陸士第27期の同期生を検証、評価しなければならない状況下に大きな負担を感じていたものとされる。
後任の人選は週内に行なわれる見込みだが、陸士第29期のうち、チョン少将や金少将、さらに軍団長を務めているチョン中将らが有力視されている。
尹相虎 ysh1005@donga.com