北朝鮮高官、米議員に「核兵器保有」発言

北朝鮮の金桂寛（キム・キェグァン）外務次官は１１日から１４日にかけて北朝鮮を訪問したカート・ウェルダン議員をはじめとする米下院代表団に「北朝鮮が核兵器を保有している」と発言したもようだ。米国の自由アジア放送（ＲＦＡ）は２２日、ウェルダン議員がワシントン近郊で行なわれた討論会で発言した内容として、このように報じた。

同放送によると、ウェルダン議員は「金次官は米議員団に『北朝鮮は核兵器を保有している国だ』と宣言したが、『これは防御用であるだけで、核兵器を永遠に保有する考えはない』と話した」と伝えた。

ウェルダン議員は「白南淳（ベック・ナムスン）外相との会談で、白外相は『非核化こそ北朝鮮の目標であり、核の放棄過程は徹底的に透明な方式で進められるだろう』と話した」と紹介した。北朝鮮の「核兵器保有」主張ついて韓国政府当局者は、責任ある米政府当局者ではなく議員団に対して行なった発言を、額面通りに信用するわけにはいかない、との反応を示した。

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