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スウェーデン戦も引き分け 終始優位な試合展開に希望

スウェーデン戦も引き分け 終始優位な試合展開に希望

Posted January. 23, 2005 23:33,   

한국어

「攻撃は合格、守備はいまいち…」

米国転地訓練中の韓国サッカーが年明けの勝利は獲得できなかったものの、強豪を相手に対等な試合を展開して、6回連続のW杯本大会出場に希望を与えた。

韓国は23日、ロサンゼルス・ホームディフォセンターで行われたスウェーデンとの親善試合で後半24分、鄭暻鎬(チョン・ギョンホ、光州)の先制ゴールでリードしたが、終了5分前にマルクス・ロベンボリに同点ゴールを許して1—1で引き分けた。韓国はこれで今年3回の評価試合で1勝も上げられず、1敗2分けで転地訓練を終えた。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング21位の韓国は、今度の転地訓練で南米の強豪コロンビア(FIFAランキング26位)、パラグアイ(FIFAランキング29位)、そして最近韓国が相手にしたチームではFIFAランキング(13位)が一番上位のスウェーデンを相手に終始優位を占めるほど、大きく成長したという評価。

韓国は3回の親善試合で、毎試合でゴールを決めるほど活発な攻撃力を披露した。16日、初の親善試合だったコロンビア戦で鄭暻鎬と南宮道(ナムグン・ド、全北)を最前線に投入したボンフレール監督は、パラグアイ戦では李東国(イ・ドングク、光州)のつま先をテストし、同日のスウェーデン戦では李東国、鄭暻鎬、南宮道を全員稼動させて、最適の攻撃コンビネーションを模索している。

セットプレーでの精細さと、決定的なチャンスをゴールに結びつける鋭さの面で多少不十分な点が見つかったが、若手選手らが直ちに戦力強化に役立つということがはっきりしたという点で、「若い血」の輸血に乗り出したボンフレール監督の負担ははるかに軽くなった格好だ。

問題は守備。金泰映(キム・テヨン、全南)、崔真迵(チェ・ジンチョル、全北)が抜けた守備ラインに布陣した柳京烈(ユ・キョンリョル、蔚山)と朴載弘(パク・ジェホン、全北)、金珍圭(キム・ジンギュ、全南)らが、ゴール前でとんでもないミスを犯して失点し、不要なファウルでPKを与えてゴールを奪われるなど、経験不足を露にした。

ボンプレール監督はこれに対して「チームは全体的に向上した。全般的には満足するが、何人かの選手はワールドカップ最終予選まで一緒に行くのに充分でない点もある」と話し、冷静な評価を予告した。

代表チームは26日に帰国した後、来月4日のエジプトとの評価試合に備えて31日頃、再招集される予定だ。



金尙浩 hyangsan@donga.com