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「探し回ったら『名品』が見えた」

Posted January. 20, 2005 23:19,   

한국어

プロバスケットボールのKTFは最近、他球団に羨ましがられている。10チームのうち唯一、外人選手の交替なしに上位圏を走っているためだ。

今シーズンは史上最多である15人の外国人選手が解約されたほど、各チームは外人選手問題で頭を抱えていた。しかし、KTFのアーロン・マクギ(196cm)とゲイブ・ミナケ(195cm)は歴代最高のコンビと呼ばれ、コートを守っている。

二人は似たようなスタイルの「マルチプレーヤー」という点で高い評価を受けている。ポストプレーはもちろん、3点シュート能力まで取り揃えているという意味。19日現在、ミナケは平均23.5点(第7位)、マクギは21.7点(第9位)で得点部門のベスト10に入っている。3点シュートはミナケ(62本)とマクギ(48本)で110本を決め、チーム全体(297本)の30%を越えている。ポストマンが交代に外郭まで出て決定的な瞬間に3点シュートをするので、相手守備は誰をどのように防げばよいのか悩むしかない。マクギは13.1リバウンドで同部門の先頭を走りながら、本業にも勢を出している。

李チュンヒSBS解説委員は、「KTFの外人選手2人は、力のバスケットボールを駆使しながら相手を圧倒する。解決能力がある上的中率まで高く、韓国選手たちに自信感を吹き込んでいる」と誉めた。

それではKTFは、どのようにして大魚を釣り上げたのだろうか。チュ・イルスンKTF監督は前シーズン半ばから、インターネットや知り合いを通じて外人選手情報収集に乗り出し、米大学バスケットボールキャンプまで行って選手を探し回った。欧州を回る時は航空機の連結便を逃して10時間以上イタリアのローマ空港で待たされたこともあり、イスラエルに入る時はテロ犯に誤解され憲兵隊の調査まで受けたという。

ミナケは多血質で、あまりにも多くのチームを転々とした経歴がデメリットとして残り、他のチームはあきらめたが、チュ監督は米国内の他の指導者たちの助言を聞き、自分の判断を信じて選んだ。当初、マクギはこれと言った活躍を見せなかったが、米現地テストで3点シュート19本を相次いで入れる姿に合格点を与えた。

チュ監督は、「外人選手2人がいなかったなら、現在の成績は期待できない。来シーズンも再契約するつもりだ」と話した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com