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タッチスクリーン電子投票制を第18代総選時に導入予定

タッチスクリーン電子投票制を第18代総選時に導入予定

Posted January. 17, 2005 23:13,   

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08年実施される第18代国会議員選挙から、コンピューター端末機の画面を押す(タッチスクリーン)方式の電子投票制が全面導入される。これによって、有権者が望む場合は、自分の住所地でなく全国どこでも投票できるようになる展望だ。

中央選挙管理委員会(選管委、委員長・柳志潭)は17日、全体委員会議を開いて電子投票導入の方針を確定し、今年下半期から段階的なテスト運営を経て、第18代総選からは現行の紙による投票方式とともに電子投票方式を並行して取り入れることにした。

電子投票は手で記票道具を利用して記票する代わりに、コンピューター端末機のタッチスクリーンを通じて候補者を選択する方式だ。有権者は選管委から発給してもらったスマートカードを電子投票機に入れた後、自分の属している選挙区の候補者を画面で選択すればいい。

また、電子投票システムでは選挙人名簿が全国網に共有され、コンピューターを移動車両で有権者の望む場所に移せば、全国どこでも投票ができる。

選管委は身体の不自由な有権者と海外居住者のため、インターネット投票制も第18代総選から取り入れることにする一方、12年の第19代総選では、有権者が個人コンピューターと個人携帯情報端末(PDA)、携帯電話、移動投票車両を利用して投票できるドュルヌリ(ユビキタス・全ての所に存在するという意味)電子投票システムを構築することにした。

選管委はこれとともに、選挙日以前に投票ができる事前投票制実施も積極的に検討することにしたことから、第18代総選投票率は大いに高くなると展望している。

しかし、ハッキングなどを通じた投票結果操作の可能性と、秘密選挙の原則が毀損されるかもしれないという指摘もあり、最終的な導入までは、相当な論難があると予想される。

外国の場合、米国、英国、日本、ブラジルなどが電子投票制を部分的に取り入れている。



朴民赫 mhpark@donga.com