外交通商部(外交部)は28日、インドネシア・スマトラの西部海岸で発生した地震と津波による韓国人被害は、死亡4人、行方不明11人、負傷17人だと発表した。
また、連絡が途絶えて家族たちが安否確認を要請した人は163人に達すると集計された。
李揆亨(イ・ギュヒョン)外交部報道官は28日、「タイでベさん(75・女)、イさん(20・女)とマレーシア僑民イムさん(33)の3人の死亡が確認された」と発表した。
今まで、行方不明となっていたベさんとイムさんの遺体は、プーケット島とプーケット島南端のピピ島でそれぞれ発見された。また、カオラク地域で連絡が途絶えた韓国人新婚夫婦のうち、花嫁と推定される女性の死体が発見された。
行方不明になった11人は朴君(5)を含め、ピピ島へ行った8人、カオラク・ホテルに泊まった3人だという。
一方、今度の災害による全体の死者は28日午後4時(韓国時間)現在、9カ国で2万7695人に達すると集計された。
しかし、ロイター通信は被害国政府とマスコミらの集計を引用し、今度の災害の被害者は、最大5万7000人余りに達すると予想した。
朴炯準 lovesong@donga.com taewon_ha@donga.com