Go to contents

カヤグム名人の黄秉冀さん、年末演奏会

Posted December. 20, 2004 23:03,   

한국어

伽椰琴(カヤグム、韓国を代表する弦楽器)名人であると同時に国楽作曲家である黄秉冀(ファン・ビョンギ、68、写真)さんが演奏と解説で聴衆と会う。28日午後8時、ソウル新門路(シンムンロ)にある錦湖(クムホ)アートホールの送年音楽会を兼ねて開かれる今回の音楽会の副題は「カヤグム…清雅な昔の音美しく響く」。

黄さんが「チムヒャンム」「森」など自分の代表的な伽椰琴曲を直接演奏して、洪鍾鎭(ホン・ジョンジン)さんが黄氏が作曲した大きん曲「ハリムソン」、カン・グォンスンさんが正歌「故郷の月」を歌う。

「黄秉冀という人の音楽世界をすべて伺えるようにプログラムを組みました。伽椰琴曲が中心ながら、声楽と他の楽器のための曲も入れており、初期から最近に至る作品が適当に調和を成すようにしたんです」

作品の傾向においても多様な世界を伺うことができる。彼は伽椰琴音楽の中心である散調を解体して編みなおした「南道幻想曲」、晩秋の山を背景に道家的世界を現わす「掃葉山房」、于勒(ウルック)が伽椰琴を演奏したという地名から想像力を広げた「ハリムソン」などを特に愛着を持つ作品に数えた。

近況を問うと、彼は「相変らず忙しい」とし、表情がほとんどない、特有の「ハハー…」という顔をほころばした。

「11月にはオランダのユトレヒト、ドイツのハムブルグとベルリンで公演を行ったんです。12月だけでコンサートが7回あったんです。パク・ノヘさんの「労働の夜明け」20周年を記念する「平穏な夕方のために」でも、パクさんの詩に曲を付けた作品を演奏したんです。そしてサムチョンガク演奏会やユニセフ慈善音楽会…どうですか?暇なときがないでしょう?」4万〜5万ウォン。お問い合わせは02—6303—1919



劉潤鐘  gustav@donga.com