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与野党、「李哲禹議員の波紋」で対立エスカレート

与野党、「李哲禹議員の波紋」で対立エスカレート

Posted December. 10, 2004 22:50,   

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野党ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)議員が10日、「李哲禹(イ・チョルウ)議員の他に『朝鮮労働党中部地域党』事件に係わったヨルリン・ウリ党議員がさらにいる」と明らかにし、波紋が広がっている。

鄭議員は同日、平和放送(PBS)ラジオ番組に出演して「李議員の事件と同じ事件がさらにあるとは言い難いが、朝鮮労働党事件に係わった方々が与党の国会議員であると聞いている」と述べた。

これに対して与党ヨルリン・ウリ党の金賢美(キム・ヒョンミ)スポークスマンは、「鄭議員が当時捜査を進め、『李ソンシルというスパイがあちこちに巨額を渡した』と明らかにした。そのお金が当時の民衆党に流れ込んだが、民衆党で働いていた方々が今ハンナラ党の議員になっている」と言い返した。

金スポークスマンはまた、「過去史真相究明委員会の活動を通じてこの事件の真相を突き止めてみよう」と述べた。

一方、ハンナラ党は同日、李議員の地域区の京幾抱川(キョンギ・ポチョン)地域住民19人が李議員の「朝鮮労働党入党」疑惑を提起したハンナラ党朱盛英(ジュ・ソンヨン)議員の事務室で、朱議員の補佐陣に暴行を加えたとして、検察の捜査を促した。

しかし、李議員側は「住民たちが事務室のドアを足で蹴ったが、かえって朱議員の補佐陣に暴行された」と反論した。

ウリ党は同日、国会倫理特別委員会に李議員に対する労働党入党疑惑を提起したハンナラ党の朱議員と金起鍱(キム・ギヒョン)、朴勝煥(パク・スンファン)議員の除名要求案を提出した。

反面、ハンナラ党は国会法制司法委員会で国家保安法廃止案などを「変則上程」したウリ党の崔載千(チェ・ジェチョン)、民主労働党の魯会燦(ノ・ヒチャン)議員に対する辞退勧告決議案を一両日中に国会に提出する方針だ。



尹永燦 李明鍵 yyc11@donga.com gun43@donga.com