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韓流のお陰で日本に早く適応できた

Posted December. 01, 2004 22:55,   

한국어

「韓流熱風のお陰で意欲が湧いてきます。」

韓国サッカーの次世代ゴールゲッター、チョ・ジェジン(23・清水エスパルス)。水原三星(スウォン・サムスン)から、今シーズン半ば、日本プロサッカーJリーグに移籍した彼が、日本舞台12試合で7ゴールを得て「半分の成功」をおさめて帰って来た。先月29日帰国し、1日、ソウル江南区(カンナムグ)ノボテル・アンバサダー・ホテルに姿を現わした彼の顔は明るかった。

「意味深い1年でした。海外進出の足場を設けられるJリーグで活躍できるようになり、アテネ五輪に出て韓国のベスト8入りにも成功しました。特に、五輪でゴールを入れて自分を浮上させたのは夢のようなことでした。」

チョ・ジェジンは、「Jリーグに適応するまである程度、時間が要ると思いましたが、意外に早く良い結果が出ました。韓国にいた時より雰囲気と運動環境が良かったためだと思います」と言った。

韓流熱風も彼の適応を助けた。仲間たちが「冬のソナタ」などに出る韓国語せりふの真似をしながら親しみを表わしたので、あまり苦労せずに親しくなったという。ファンも韓国選手に対する好感度が高く、チョ・ジェジンが訓練を終えれば、200人を越える「おばさんファン」が押し掛けてきてサインを求めたそうだ。

チョ・ジェジンは、「しかし、プロは実力で語るべきです。来年には得点王に挑戦するつもりです」と抱負を打ち明けた。「初めて(代表チームに)選ばれた時は、先輩たちを気にしていましたが、今は思う存分頑張れると思います。どうせ生き残り競争ではないですか。最終予選で主戦のポストを占めて、06ドイツW杯で素晴らしい姿をみせます。その後にはイングランド・プレミアリーグに挑戦します。」



梁鍾久 yjongk@donga.com