韓国は1998年から昨年までの6年間、平均賃金が50%以上あがったのに対し、日本は同期間にかえって下がったという分析が出た。
韓国経営者総協会は30日、「日本経済の持ち直しと示唆点」という報告書で、1998〜03年韓国の賃上げ率は52.2%であった反面、日本は−3.2%だったと発表した。
日本は同期間、00年を除いた5年間で賃金が下がったが、韓国は通貨危機に見舞われていた1998年を除けば、毎年急速な上昇率となったことがわかった。
賃金と生産性の比較でも、韓国は1998年を除けば、毎年賃上げ率が生産性の伸び率を上回っている。
一人当たりの国民総所得(GNI)比賃金も、02年をベースに韓国は1.81倍、日本は1.30倍で韓国の賃上げ率が相対的に高まったという。
高其呈 koh@donga.com