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北朝鮮、潜水艦基地の新浦から弾道ミサイル発射

北朝鮮、潜水艦基地の新浦から弾道ミサイル発射

Posted April. 20, 2026 09:16,   

Updated April. 20, 2026 09:16


北朝鮮が、代表的な潜水艦基地であり潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)開発の拠点とされる咸鏡南道新浦(ハムギョンナムド・シンポ)付近から弾道ミサイルを発射した。

韓国軍合同参謀本部は「19日午前6時10分頃、新浦付近から発射された短距離弾道ミサイル数発を探知した」と発表した。発射されたミサイルは5発前後で、約140キロ飛翔した。今月8日にも午前と午後の2回にわたって、弾道ミサイルを発射している。

韓国軍当局は、発射地点が潜水艦基地がある新浦付近であることから、海上のバージ船や水中の潜水艦などを利用したSLBM発射の可能性も視野に入れ、精密分析を進めている。

北朝鮮が2023年9月に進水させた新型戦術核攻撃潜水艦「金君玉(キム・グンオク)英雄」を用い、軍事パレードで公開したものの未試験の「北極星4型」および「5型」など大型SLBMの試験発射に踏み切った可能性も指摘される。同潜水艦にはSLBM10発が搭載可能とされる。韓国政府消息筋は「地上、海上、水中から同時にミサイルを発射した可能性も排除していない」と述べた。

北朝鮮によるSLBM発射は22年5月と9月が最後で、当時は潜水艦や水中発射台から小型SLBMを発射している。

韓国大統領府国家安保室は発射直後、緊急安保状況点検会議を開き、国連安全保障理事会の決議に違反する挑発だとして中止を求めた。

一方で、米国の情報共有制限により、北朝鮮のミサイル分析に支障が生じるとの懸念も出ている。鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官が先月、北朝鮮の第3核施設として平安北道亀城(ピョンアンプクト・クソン)を公の場で取り上げたことを受け、米国が対北朝鮮の映像情報の共有を一部制限したとされる。ただし、ミサイル発射など韓国が独自に把握可能な情報の共有は維持されているという。

野党「国民の力」の崔宝允(チェ・ボユン)首席報道担当は「(北朝鮮がミサイル挑発を再開するなど)国家安全保障が重大な局面にある中、統一部長官自らが『安保リスク』となっている現実に強い遺憾を禁じ得ない」と述べた。これに対し、与党「共に民主党」の夫勝粲(プ・スンチャン)報道担当は18日、「国民の力」に対し、「ことあるごとに韓米同盟の崩壊を騒ぎ立てる姿はオオカミ少年と変わらない」と批判した。


ソン・ヒョジュ記者 イ・チェワン記者 イ・スンウ記者 hjson@donga.com · chaewani@donga.com · suwoong2@donga.com