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北朝鮮、盧大統領の「ロス発言」を評価

Posted November. 25, 2004 22:52,   

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ジャン・ピン国連総会議長(ガボンの外務相)は25日、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が13日、米国ロサンゼルスで北朝鮮の核問題に触れたことについて、北朝鮮が「客観的な発言だ。(我々の)核兵器は防御のためのものであって攻撃のためのものではない」と評価した」ことを明らかにした。

彼は同日、ソウルの政府中央庁舎別館で行われた記者会見でこのように述べた後、「平壤(ピョンヤン)訪問中(16〜20日)、盧大統領の発言内容については全く知らなかったが、北朝鮮の関係者らが先に「盧大統領がこんな発言をした」ことを教えてくれた」と付け加えた。

盧大統領は南米歴訪の経由地だったロサンゼルスで、「北朝鮮が核とミサイルについて外部の脅威から自分たちを守るための抑制手段だと主張しているのは、一理あると考える」と話した。

彼はまた、「北朝鮮は盧大統領の発言と「北朝鮮を攻撃する意向がない」ことを明確にした米韓首脳会談などを自分たちが期待していた前向きなシグナルと受け止めている。こうしたシグナルが続けば、6者協議にプラスの影響を及ぼすと北朝鮮は見込んでいる」との見方を示した。

彼は、北朝鮮が6者協議に応じない理由について「(米国が示す)全般的な敵愾心のせいだ」と明らかにしたことを伝えたうえ、「北朝鮮は交渉なら交渉、対決なら対決というふうにはっきりすべきで、両者を同時に進めることはできないという態度を示した」と述べた。



夫亨權 bookum90@donga.com