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「私の任務は終わった」

Posted November. 25, 2004 23:00,   

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許丁茂(ホ・ジョンム)韓国サッカー代表チーム首席コーチ(49)がコーチ職をいきなり辞任し、その背景に関心が集まっている。

許コーチは25日、「昨日、鄭夢準(チョン・モンジュン)大韓サッカー協会長に辞退意思を伝えた。当初コーチを受け持った時から、2次予選が終えれば辞めるつもりだった」と述べた。彼はまた、「ヨハネス・ボンフレール監督が韓国サッカーを把握するのに協調したことで満足する」と言った。

許コーチは6月、技術委員会首席委員の資格でボンフレール監督を迎え入れ、李フェテク技術委員長の執拗な勧誘に首席コーチになった。しかし彼は、「コーチ職にあまり意味がない」と言う言葉を周りの人々にして来、ボンフレール監督との軋轢説と、「国家代表チームは許コーチが指揮する」などのうわさも彼を居心地悪くさせた。

ボンフレール監督が独善的に代表チームを運営することも辞退決定を煽ったという分析。選手選抜と戦術決定過程で、コーチたちの意見を聞かず、独断的な決定を繰り返したため、仲たがいをしたということだ。しかし許コーチは、「戦術的にコーチと監督の間に異見があり得る。しかし、それを持って不和と言ってはいけない」と言った。

来年プロシーズンを控え、プロ監督を提議されたのではないという分析もある。現在、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース、浦項(ポハン)スチロースなどが司令塔交替を準備中だ。しかし許コーチは、「プロ監督の提議を受けたことがない」と言い切った。

かろうじて06ドイツW杯アジア2次予選を通過し、来年1月の米転地訓練と、2月から始まる最終予選を控えている時点で、許コーチの急な辞任は確かに悪材料だ。それに、ボンフレール監督は現在、就業ビザ延長のため中国に行っている。

協会は、ボンフレール監督が戻って来た後、後任首席コーチを選任する予定だ。



梁鍾久 yjongk@donga.com