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金スンヒョン、やはり最高のPG

Posted November. 22, 2004 23:26,   

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「ポイントガードに自分の命を握られているような気分です」

TG三宝(サムボ)のチョン・チャンジン監督は21日、オリオンズに勝って3連敗から脱出した後、前日の苛立ちを打ち明けた。3連敗の後、ポイントガードのシン・ギソンの問題点を見つけ出すため、夜明けから朝まで試合のビデオを見たという。

適切なアドバイスを受けたせいだろうか。同日、オリオンズ戦でシン・ギソンは21得点、10アシスト、6リバウンドのトリプルダブルに近い活躍をした。

それほどバスケットボールの試合で、ポイントガードの役目は重要だ。仲間に得点チャンスを提供するだけでなく、試合全体の流れを調律する「コートの野戦司令官」の役目までやりこなさなければならない。

米プロバスケットボール(NBA)はもちろん、韓国プロバスケットボールの指導者も、今やアシスト数だけを重んじるのでなく、アシストをターンオーバー(失策)で割ったATR(assist per turnover ratio)を、ポイントガードまたはゲームメーカーの能力指標にする。

ポイントガードがターンオーバーを犯せば、4〜6点を損するという。入れられるシュートが決められず2〜3点損失し、守備がまだ整ってない状態で相手に安易なシュートを許すからだ。

なら、22日現在、アシスト上位ランキングベスト5のATR(表参照)はどうだろう。11試合で唯一3桁(102個)のアシストを記録している金スンヒョン(オリオンズ)が計24個のターンオーバーを記録、ATRでも4.25で1位だ。NBAでATR1位を走っているアール・ボイキンス(デンバー・4.70)と比べても劣らない水準だ。

三星(サムスン)のチュ・ヒジョンはアシスト数では3位だが、ATRは2位で、シン・ギソン(TG)はアシストは4位だが、ATRは3位。



田昶 jeon@donga.com