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「人生で最高の年」グレース朴、ベアートロフィー獲得

「人生で最高の年」グレース朴、ベアートロフィー獲得

Posted November. 22, 2004 23:29,   

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「草原のアマゾネス」グレース朴(韓国名・朴祉垠、ナイキゴルフ、25)が米LPGAツアー進出5年目にして、最高の一年を過ごした。

22日、米フロリダ州ウェストパームビーチのトランプ・インターナショナルGC(パー72、6506ヤード)で行われた今季最終戦、ADTチャンピオンシップ第4ラウンドを2オーバーの290で15位タイに終わったが、生まれて初めてのベアー・トロフィー(シーズン平均最少ストローク賞)を受賞した。

グレース朴は25日と来月3日、JPモルガン・チェースが台湾と香港で開催するイベントに参加した後、12月5日に日韓女子プロゴルフ大会に出場する予定だ。次ぎはグレース朴が今季成し遂げた4つの宿願。

●初のメジャー・タイトル獲得

3月、ナビスコ・チャンピオンシップの最終ラウンド18番ホール(パー5)。ソン・アリ(ビーンポールゴルフ)が9mのイーグル・パットに成功し、同打に追い上げるや、朴の表情は硬くなった。またもメジャー優勝の夢が霧散しかねない状況。しかし、グレース朴は重いプレッシャーの中でも1.8mのバーディー・パットに成功し、「メジャー無冠」の汚名をそそいだ。

●「シーズン1勝」ジンクス解消と韓国での大会初優勝

米アマチュア舞台(55勝)を席巻してきたグレース朴にとって、プロデビューして昨年までの「4年連続シーズン1勝」は納得できない成績。どちらかといえば、少し気まぐれで、その場の雰囲気に左右され勝ちだった彼女は、今年粘り強さを身につけた。

10月、故国・韓国での初優勝となったCJナインブリッジクラシックで今季2勝目を挙げた朴は、「メジャー優勝よりうれしい」と所感を述べた。5ヵ月前、国内大会のX−CANVASで安是眩(アン・シヒョン)に痛恨の逆転負けを喫していたため。

▲初のベアー・トロフィー(シーズン最少平均ストローク賞)獲得

昨年、0.08打差で朴セリにベアー・トロフィーを取られたグレース朴が、今年は0.03打差でロレーナ・オチョア(メキシコ)を抜き、ベアー・トロフィーを獲得した。

これで、過去4年間で獲得した名誉の殿堂(基準点数27点)ポイント4点を、今年一年間で取ったことになる(メジャー優勝=2点、一般大会優勝=1点、ベアー・トロフィー=1点)。



安永植 ysahn@donga.com